ショートヘアの失敗とは!?ショート〜ボブ特化美容師が分析してみました。

こんにちは!

Googleでショートヘアのデザインを勉強していたら

このような検索ワードが出てきました。

毎日、お客様のヘアスタイルに全力で向き合い、お仕事をいただいている身としては、非常に悲しくなりました。

しかしお客様がイメージするご希望のデザインと、髪質や骨格、スタイリングやケアのことまで考えた美容師のデザインの中で誤差があることも受け止めています。

正直なところ、お客様それぞれ耳の高さや肩の位置、髪質による膨らみ方は異なるので、全く同じになることはあり得ないと考えています。

だからこそ髪質を見極めてデザインを考え、骨格を見ながらハサミを入れる角度や深さなど、様々な視点からカットをしています。

日本中、どこを探しても何も考えずカットしている美容師さんはいないでしょう。

誰もがご希望に合わせて、素敵なヘアスタイルを作りご満足いただきたいと奮闘していると思います。

お客様がイメージした髪型を希望した理由が

・前髪を作りたかったのか
・全体のシルエットが好みだったのか
・毛先の軽やかさで選んだのか
・長さが良かったのか
・何か悩みをカバーしたかったのか
・カットをしても髪を結いたいのか

など、今回のヘアスタイルを選んだポイントを踏まえた上でご提案できれば、よりお客様と美容師のイメージの差は縮まると思います。

ショートカットにおいて失敗と言われる理由を考えてみました

*輪郭や骨格への影響

ショートヘアは全体のシルエットにより、輪郭や骨格の見え方に大きな影響を与えます。

ハチ周りの膨らみ方や後頭部のボリューム、顔まわりの長さでもボーイッシュからフェミニンまで印象も変わります。

髪質やカット前の状態によっても、ショートヘアのデザインが制限されることがあります。

特に輪郭にはお悩みを持つ方も多いので、考慮しながら最適なショートヘアスタイルをご提案する必要があります。

*イメージとのズレ

少しの長さや段差の違いにより、お客様と美容師との間で仕上がりイメージのズレが生じることがあります。

ショートヘアはお顔周り近くに毛先が収まるので、1cmでも雰囲気が変わります。

もしイメージ写真通りのデザインに仕上がったとしても、短かかったり重いと感じるなど、思ったより違ったとなりやすいのもショートヘアが多いです。

だからこそショートヘアは1回よりも2回、3回と繰り返すことで、前回より襟足は長くなど微調整しながら髪型を探していくことをオススメします。

スタイリングが難しく感じる

ショートヘアは髪も短く段差がたくさん入り、多少軽く仕上げることが多いので、夜のシャンプーやドライヤーは早く終わりますが、寝ぐせもつきやすいので朝のスタイリングが重要になります。

スタイリングは慣れも必要ですが、バームを馴染ませてセットするだけでもこなれ感がでるので、ぜひお店ではレクチャーまでさせてください。

髪が伸びるのが早く感じる

ショートヘアは髪が伸びるのが早く感じるスタイルです。

美しく保てる期間は1ヶ月〜1ヶ月半と言われており、耳にかけた時にぴょんと毛先がでてきたり、あご先を超えるとハネやすくなったり、特に襟足は伸びやすくウルフシルエットになりやすいのでスタイル崩れを感じやすいです。

ショートヘアを保つにはこまめなメンテナンスが必要です。

ショートへアは美容師も勉強し続けなくてはいけないデザインのひとつです

髪型が多様化している中で、特にショートヘアはお客様それぞれの魅力的を引き立てるデザインだと思います。

毎月カットを学びに行っている中でも、毎回新しい発見ができるのもショートヘアなので難しい技術だからこそやり甲斐も感じます。

今後もお客様にご満足いただけるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は美容師目線から、ショートヘアを失敗したと思われやすい理由を読み解いてみました。

横浜 大倉山Sum(サム)

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神奈川県横浜市港北区大倉山1-12-2 武田ビル102

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営業時間
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東急東横線 大倉山駅 東口出口より徒歩2分

駐車場タイムズさんより道路挟んで1つ奥の白い建物でラーメン屋 摩天楼さんの隣がSumです。